メキシコ、カンクン- Sustainable Fisheries Partnership (SFP) と Seafood and Gender Equality (SAGE) は本日、世界の水産物セクターにおけるジェンダー平等を推進するための画期的な覚書に調印した。漁業、養殖業、水産物生産における環境的・社会的責任に取り組むリーダーである両団体は、Conservation Alliance for Seafood Solutions年次会議でパートナーシップを発表した。

このパートナーシップは、SFPのサプライチェーン・ラウンドテーブル(SRs)と連携し、各セクターにおけるジェンダー不平等に取り組むために必要な知識、専門知識、リソースを提供することに重点を置く。SRは、SFPが招集し推進するもので、特定のセクターの主要な水産物バイヤーや輸入業者を集め、個々のイニシアティブを拡大し、より良い漁業政策と管理を共同で提唱するために、事前に競争的に協力する。このプログラムでは、業界のリーダーたちが男女間の不平等に対処するための実行可能な解決策を開発する場を共同創造することで、この分野におけるイノベーションと人材育成を促進します。

「SRsの目的は、漁業の持続可能性に大きな変化をもたらし、測定可能な変化をもたらすことです。女性や歴史的に排除されてきたグループに力を与えることで、環境改善に関する目標をより早く、大規模に達成できることが示されているからです」と、SAGEの創設者であるジュリー・クチェパトフは語る。

水産物セクターは、水産物生産における人権侵害をめぐる監視の強化から、不確実で不安定なビジネス環境まで、多面的な課題に直面しているため、このセクターで十分なサービスを受けていない人々の労働経験を向上させるという自らの役割について内省することを優先してこなかった。しかし、これらの課題はすべて相互に関連している。

このパートナーシップのもう一つの重要な焦点は、SFPの内部業務を評価するために、SAGEのジェンダー平等指数ツールを試験的に導入することである。

「SFPのジム・キャノン最高経営責任者(CEO)は、「多様な人材は優秀な人材を惹きつけ、離職率を低下させる。「なぜなら、私たちは現在そして未来の従業員に対して、包括性を育み、それによってイノベーションを促進するための方針を定期的に検討し、適応させる義務があるからです」。

SAGEは現在、2025年初頭に開始予定の次回のGEDコホートの参加企業を募集しています。次回のGEDコホートへの参加にご興味のある方、またはSAGEのジェンダー平等指数ツールについて詳しくお知りになりたい方は、ベッカ・ウィリアムズ(becca@seafoodandgenderequality.org)までご連絡ください。SAGEのウェブサイトでGEDの詳細を読むには、こちらをクリックしてください。