ランドスケープレベルで養殖を改善することは、生息地と自然を保護・回復し、それらが提供する重要な生態系サービスを保護する理想的な機会を提供する。保護と回復のバランスは、それぞれのランドスケープにおける特定の状況によって決まる。
これは、エキスポ最終日に開催された、SFP創設者兼CEOのジム・キャノンと水産養殖管理協議会CEOのクリス・ニネスによるパネルディスカッション「水産養殖の未来は今」の中心的なポイントであった。このセッションで2人は、インド・アンドラプラデシュ州でのエビ養殖の経験に基づき、参加型のマルチステークホルダー・アプローチによる規模での水産養殖改善のロードマップについてのビジョンを共有した。このアプローチによって、養殖場、流域、ランドスケープの各レベルでどのような課題を特定し、対処できるかを強調した。また、地元の専門家と協力し、それを結集することの重要性や、生産者の努力を認め、それに報いることの必要性も強調された。
このアプローチの詳細なロードマップは、私たちが新しく立ち上げた水産養殖へのランドスケープ・アプローチのウェブページで間もなく発表される。
ニンズ(中央)とキャノン(右端)、水産養殖管理協議会ヨーロッパ・アジア太平洋コマーシャル・ディレクターのバーバラ・ジャンカー氏とともに