チリのプエルトモントにあるサーモンとトラウトの大手生産者であるマルチエクスポート・フーズ社と持続可能な漁業パートナーシップ(SFP)は本日、マルチエクスポート・フーズ社の養殖魚事業における包括的な持続可能水産戦略を共同で策定することを発表しました。

このパートナーシップにより、両社は原材料、その供給元、サプライチェーンの持続可能性を分析し、サーモンの養殖方法を評価するとともに、漁業改善プロジェクト(FIP)と養殖改善プロジェクト(AIP)を通じてマルチエクスポート・フーズ社がこれらの方法に対処・改善する方法をよりよく管理する方法を検討します。持続可能なレベルまで引き上げるためには、常に操業を改善し、積極的に問題に対処することが重要です。

"マルチエクスポートフーズ社は、SFPとの協力協定を発表できることを嬉しく思います。マルチエクスポート・フーズ社のアンドレス・リオンCEOは、「30年近く前に水産業界で創業して以来、当社は社会的責任と環境の尊重という価値観を大切にしており、これらの価値観は当社の企業基盤の中核をなしています」と述べています。「サーモンの養殖は、自然界で最も健康的なタンパク質の一つであるサーモンを未来に送り出す重要な活動です。

マルチエクスポートフーズは、SFPと協力し、当社の環境、顧客、ステークホルダー、従業員にとってより良い持続可能な実践に向けた改善を続けていきます。SFPと共同で進めているプロジェクトは、今後数カ月以内にサーモン・スタンダードを発表した後、サステナビリティ認証へのスムーズな移行をさらに後押ししてくれるでしょう」。

「SFPは、Multiexport Foods社との提携を幸運に思っています。同社は世界市場にサーモンを供給する重要な企業であり、持続可能な取り組みを追求する同社の取り組みは、大手バイヤーがより持続可能なサーモンを手に入れることにつながる」と、SFPの米州プログラムディレクターのディック・ジョーンズは述べています。