SFPは長年にわたり、FishSourceオンラインデータベースを改良し、パートナーが天然水産物を調達する漁業に関する最新データを追跡する方法を提供しています。これによって、これらの漁業がどの程度持続可能なのか、さらに言えば、どの漁業に改善が必要なのかを確認することができます。

今日、FishSourceが持続可能な漁業を目指す上で貴重なツールとなったことは喜ばしいことですが、その成功を誇りに思う一方で、私たちは世界の水産物産業の半分にしかサービスを提供していないことも知っています。水産養殖は現在、水産物の生産量の約50%を占めており、世界で最も急速に成長している食品生産産業として、そのシェアは今後も増加すると予想されます。

私たちは、FishSourceが水産養殖を含まずには世界の水産業に貢献できないことを知っており、私たちのデータベースがそのような道を歩むことになったことを大変嬉しく思っています。SFPは現在、既存の2,000の漁業プロファイルに養殖プロファイルのドラフトを追加しており、新しい養殖の取り組みをさらに発展させるために、皆さんの助言を求めています。

SFP は養殖管理のゾーンアプローチに重点を置いており、このプロファイルは、このアプローチが確立されつつある場所を業界に知らせることを目的としています。ゾーン管理はまだ比較的新しい概念であり、科学は天然漁業ほど標準化されていませんが、新しいプロファイルは、養殖産業の種、生産システム、管理単位規模の多様性を考慮しても、この新しいアプローチを採用しているゾーンを特定します。

私たちは、FishSourceで最初の11の水産養殖プロファイルのドラフトを提示することに興奮している、1エビプロファイル、3ティラピアプロファイル、および7サーモンプロファイルを含む。後者は、ネスレピュリナペットケアとの提携によるパイロットプロジェクトの一環として作成されたもので、同社は養殖サーモンの供給源をよりよく理解するために主導的な役割を担っています。

このプロフィールの草稿は、更新、修正、改良を繰り返すプロセスの最初のステップである。このプロフィールの構成と内容は、ある管理単位がどの程度ゾーン養殖管理を採用しているかに重点を置いています。しかし、このプロフィールを作成し、共有することで、問題をよりよく提示し、ゾーン管理の進展に拍車をかけるためにデータ収集の拡大を促すことができればと願っています。

FishSourceの水産養殖のプロフィールについて、ご意見、ご感想、ご提案をお待ちしております。

Aquaculture AnalystのJenna Stoner(jenna.stoner@sustainablefish.org)までお気軽にご連絡ください。