東京サステナブル・シーフード・サミット2023」パネル

東京サステナブル・シーフード・サミット(TSSS)は、アジアを代表するグローバルイベントです。持続可能な水産物システム、環境保護、水産物セクターの成長促進に焦点を当てた多様なステークホルダーが一堂に会するイベントです。2015年の初開催以来、シーフードレガシーが主催するTSSSは、国内外からの多くの参加者のネットワーキングの場として機能してきました。2023年サミットのテーマは「2030アジェンダの達成」:日本と世界の食料安全保障のための持続可能な水産物戦略」である。

SFPの小規模代表団がシンポジウムに参加し、日本や世界の関係者と会談した。SFPグローバル・フィッシャリーズ・ディレクターのエンリケ・アロンソ(上写真中央)は、2つのパネルディスカッションに参加し、サプライチェーンの最下層(生産者と加工業者)を巻き込み、政策転換を促す改善イニシアティブの役割と重要性について、ケーススタディを発表した。また、南太平洋地域漁業管理機関(SPRFMO)の議題に影響を与えたCALAMASUR(南太平洋ジャンボアオリイカ持続可能な管理のための委員会)の成功についても語った。

サミットに出席したSFPサプライチェーン・ラウンドテーブル・ディレクターのカルメン・ゴンサレス=バジェス氏は、日本が国内・国際レベルで持続可能な取り組みへの関与を強めていることを指摘し、IUU漁業との闘いを支援するIUUフォーラム・ジャパンの取り組みに言及した。SFPは、IUUフォーラム・ジャパンや、水産物サプライチェーンのマッピングに取り組み、サプライチェーン・ラウンドテーブルやその他の取り組みに関心を示している日本企業と良好な関係を築いた。