2020年末までに、世界の水産物総量の75%以上が持続可能な方法で生産されるか、または持続可能性に向けて改善されていることを確認する、というSFPの「ターゲット75イニシアチブ」の目標に向けて、今年も実質的な進展を祝うことができます。

先日、ボストンで開催されたSeafood Expo North Americaの昼食会で、SFPのCEOであるJim Cannon氏がこの取り組みの現状を発表しました。その中で、T75に向けた進捗状況として、次のようなデータを挙げた。

  • T75の全セクターの総量の32%が、すでにこのイニシアチブの基準を満たしています。
  • 新しい漁業・養殖業改善プロジェクトに対する業界の強い関心は、総量の28%をさらに占めると考えられます。
  • 75%まではあとわずか15%。

しかし、まだ道半ばです。この日、キャノンが指摘したように、皆さんの協力なくしては、残りの道のりを歩むことはできないのです。産業界のステークホルダーにTarget 75 Championsになってもらわなければならないのです。水産物業界の改善を支援し、調整するSFPの活動には大きなコストがかかるため、この勢いを持続させるためにはさらなる財政支援が必要なのです。

1万ドルの寄付をいただいたステークホルダーの皆様は、T75チャンピオンとなります。すでに業界に好影響を与えている活動を支援するだけでなく、チャンピオンは次のような特典を受けることができます。

  • SFPウェブサイト内の「T75 Champions」専用ページに御社ロゴを掲載。
  • ターゲット75の出版物、ボストンやブリュッセルのシーフードエキスポなどのイベント、その他の見本市で紹介されます。
  • 企業出版物や展示会におけるSFPおよびTarget 75のロゴの使用(ロゴ使用ガイドラインの範囲内)。
  • その他のグローバルなTarget 75イベントへの参加や表彰の機会。

T75チャンピオンを含む業界関係者は、この取り組みを支援することで、国連の「持続可能な開発目標」の目標のひとつに関連する基準を満たすことになります。目標14「水面下の生命」は、ターゲット75が取り組む持続可能なシーフードと同じ問題の多くに焦点を当てているため、T75チャンピオンになる企業は、目標14の基準を満たすために自らの役割を果たすことができます。

御社がT75チャンピオンになることにご興味があれば、SFP(info@sustainablefish.org)までご連絡ください。