Sustainable Fisheries Partnership SFP)は本日、保全上重要な海底の代表的な区域(底生生物生息域)を保護するためのベストプラクティスに関する新たな報告書を発表した。 本報告書『海底保護区域:ベストプラクティスと提言』は、生物多様性条約などが推進する保護区域ネットワーク設計に関する国際的に合意されたベストプラクティスを基に、世界における海底保護の先進事例を検証している。海底保護区域(BPA)は漁業禁止区域ではなく、海底に影響を与えない漁具の使用を許可できる。BPAネットワークは生態系に基づく漁業管理の重要な構成要素である。

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本報告書は、底引き網漁業や海底に影響を与えるその他の漁業手法による影響に対処する戦略の一環として、「海底保護区域(BPA)」ネットワークの構築に取り組む漁業および水産物サプライチェーンを支援するためのベストプラクティス指針をまとめたものである。解決策の一環として、関係者が協力して脆弱かつ重要な海底地域の代表的なネットワークを設計・保護することが求められる。 現行の規制・協議プロセスが不十分である国や漁業区域においては、SFP 漁業関係者、NGO、科学者、規制当局、水産物サプライチェーンのステークホルダーを結集させる「生態系改善プロジェクト」の創設をSFP 。 

BPAネットワークは解決策の重要な要素であるが、その他の対策も必要である。SFP 、底引き網やその他の海底に影響を与える漁具の使用が許可される場合、BPA区域外の海底への影響を軽減するため、漁具の技術的改良やその他の対策を採用すべきとSFP 。 本報告書の発表に際し、SFPジムSFP(SFP次のように述べた。「多くの漁業は、海底生息地や生物種への影響に対処するという課題に直面している。多くの場合、保護の優先順位を特定するための合意された国家または地域の保全目標や枠組みが欠如している。その結果、NGOと産業界が次々と争点となる海域をめぐって対立したり、NGOが底引き網漁の禁止を要求したりする場当たり的なプロセスが生じている。 我々の分析では、保全目標を定義し保護区域を特定する合意枠組みを構築するアプローチにより、より建設的な対話が促進され、NGOと漁獲セクター双方から保全措置への幅広い支持が得られる可能性がある。本報告書が、BPAネットワークの設計・実施方法に関する漁業関係者への有用な指針、および進捗の監視・促進方法に関する水産物サプライチェーンへの有益なガイダンスとなることを期待する」