SFPは、コスタリカのマグロ、メカジキ、マヒ漁に焦点を当てた新しい漁業改善プロジェクト(FIP)を立ち上げることを発表します。

FIPのリーダーは最近、Fishery Progressのウェブサイトに見込みのあるプロフィールを掲載しました。FIPは、コスタリカにおける大型遠洋魚漁業の持続可能性に関する主要な課題に取り組むことを目的とした革新的な対話の場である「持続可能な大型遠洋魚漁業のための国家プラットフォーム」の枠組みの中で開発されているものです。このプラットフォームは、漁業に関わるすべての関係者が主導し、国連開発計画が支援し、農業畜産省、コスタリカ漁業水産養殖研究所、環境エネルギー省が指導しています。 

コスタリカのNational Chamber of Exporters of Fishing and Aquaculture ProductsとNational Federation of Fisheries OrganizationsはFIPの開発に非常に熱心で、すでに進行中の改善点を公表するよう働きかけています。

SFPの中南米漁業コーディネーターであるEnrique Alonsoは、「このFIPは、国内のすべてのステークホルダーとサプライチェーンに関わる企業が、国内の大型遠洋漁業の持続可能性を高めるために革新的な方法で協力している包括的な取り組みです」と述べています。

コスタリカでは、マグロとその近縁種が漁獲量の60%以上を占め、2012年には全国で約7200人の雇用を生み出し、23%が漁業、72%が加工、6%が水産物流通に携わっています。 

"現在、国内には認証漁業はなく、活発な漁業改善プロジェクトもありません。このFIPの目的は、持続可能な製品の需要を満たすと同時に、2030年の持続可能な開発目標の達成に貢献することです」と、全国漁業団体連合会のマウリシオ・ゴンザレス理事は述べています。

ワシントンD.C.に拠点を置く水産物の買い手であるChefs Tradingは、Seattle Fish Co.やニュージャージー州レイクウッドに拠点を置くTrinity Seafoodなど、国内で活動する他の多くの関係者が支持する資金モデルを用いてFIPの主要資金援助者となっています。

お問い合わせ先:SFPコミュニケーション・ディレクターショーン・マーフィー