EUデューデリジェンス指令の影響に関するパネル - Seafood Expo Global 2024

パネリストを紹介するSFP水産市場ディレクターのペドロ・フェレイロ(左から右へ)ヤゴ・ドソン、フランチェスカ・ペレッティ、エンリケ・アロンソ、ホセ・アルバラド。

SFPはシーフード・エキスポ・グローバル2024において、EUの新しい企業持続可能性デュー・ディリジェンス指令の潜在的な広範な影響に関するパネルディスカッションを開催した。同指令はパネルディスカッションが行われた同日、欧州議会で承認され、EUでの採択に一歩近づいた。同指令は、サプライチェーンにおける環境および人権侵害に関する企業の法的責任を規定するものである。

パネルディスカッションでは、指令が小規模漁業にどのような影響を与えるか、また、SFPが提供する以下のようなツールがどのように利用可能かについて議論された。 フィッシュソースなどのツールは、企業がリスクベースの評価を実施する際にどのような役 割を果たすことができるのか、などであった。パネルディスカッションは、ClientEarthのバリューチェーン・貿易・投資担当リーガル・エキスパート、フランチェスカ・ペレッティ氏による新指令の分析から始まった。そのほか、イベロスター社のブルーフード・スペシャリスト、ヤゴ・ドソン氏、SFPグローバル・フィッシャリーズ・ディレクターのエンリケ・アロンソ氏、ハライフエ漁業連盟のホセ・アルバラード氏が登壇し、職人的なサザナミフエ漁業が直面する環境的・社会的課題について説明した。