漁業改善プロジェクト

SFPは、海洋漁業の環境問題に対処するために、漁業改善プロジェクト(FIP)を活用した先駆的な取り組みを行っています。

FIPは、小売業者、加工業者、生産者、漁業者が集まり、環境問題を特定し、漁業資源の枯渇の根本原因に対処するための優先行動を実施することによって、より良い水産資源の管理を要求し活用するものです。

SFPは、漁業改善の取り組みにおいて産業界がリーダーシップを発揮することを強く支持してきました。現在では、世界のFIPの半数以上が産業界主導で行われています。

2007年から2021年までに設立されたFIPの累積数を示す棒グラフ
2003年から2021年までの漁業改善プロジェクトによる魚の累積生産量を示すグラフ
大エビ

FIP評価プログラム

SFPのFIP評価ツールは、FIPを6段階の達成度に照らして定義し、評価するものです。FIP進捗評価システムは、漁業の改善速度を理解するために時間的ベンチマークを使用し、AからEのレターグレードを割り当てています。 

FIP評価プログラム

FIPとAIPのアーカイブ

SFPのFIPおよびAIPアーカイブには、かつてSFPが直接支援したFIPおよびAIPのうち、現在は産業界や他の第三者が主導しているものが含まれています。

FIP研究データベース

FIPデータベース 2022

SFPとワシントン大学のヒルボーン研究室によって開発された漁業改善プロジェクト・データベース(FIP-DB)は、FIPの実績に内部要因がどのように影響するかを理解するための強力なツールです。 FIP-DBは、内的および外的要因がFIPの実績と成功にどのように影響するかを理解するための強力なツールであり、最終的にはより良いFIPの管理設計と実施につながります。このデータベースには、2003年以降に設立されたすべてのFIPに関する時系列データが含まれています。

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